上野「マッコリ村」で燻製サムギョプサル。

10020601.jpg

こうやって飲食店の訪問記事を書くのは久しぶり。
年末年始も韓国料理店には足を運んでいたんですけどね。
バタバタしているうちに、タイミングを逃した記事もたくさん。
なんとかペースを取り戻して、更新に力を注ぎたいと思います。

まずは昨年10月にオープンしたコチラの店から。
知人の紹介で足を運んだ、上野の「マッコリ村」です。

と、いいつつサムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)がウリなんですけどね。
昨年末に店の前を通りがかって、店名にひかれて近寄ったものの、
メニューを見たら、豚がメインだったので「?」と思った店でした。

店の人にその由来を聞いてみると、特にマッコリ専門というわけでなく、
日本で親しまれている韓国的な単語、ということで名付けられたそうです。
いわゆる「アリラン」とか「ソウル」とかのイメージでしょうね。
ただ、今後はマッコリも少しずつ種類を増やしていく予定だそうです。

ということで冒頭の写真が、店の看板メニューなのですが、
いわゆるサムギョプサルかと思いきや、これがちょっと違います。

10020602.jpg

ここ数年、韓国で少しずつ勢力を伸ばしているスタイル。
肉の表面に包丁目を入れ、それがハチノス(牛の第2胃)に似ていることから、
韓国ではポルチプ(ハチノス)サムギョプサルと呼ばれています。
日本でも最近、ちらちらと見かけるようになってきましたね。

包丁目を入れるのは、食感を柔らかくするというのが1点。
そして、この調理法は燻製するサムギョプサルに多く用いられ、
燻香を肉の中まで染み込ませる、という意味もあります。

10020603.jpg

その燻製を行っているのが、店内に設置された黄土釜。

黄土(ファント)といえば韓国では健康の代名詞的存在で、
サウナの外壁にも用いられ、遠赤外線効果で身体の循環をよくします。
釜にして肉を焼けば、まんべんなく中まで火を通せますし、
店の方曰く、デトックス効果なども期待できるとのこと。

桜のチップでいぶしていくので、その香りもいいですね。
いろいろ種類が増えるサムギョプサル業界の中でも、
手のかかったやり方で、店側のこだわりが感じられます。

ほかにも韓国では藁で表面を焼いたサムギョプサルだとか、
松のチップで燻製したサムギョプサルだとか、いろいろ増殖中。
サムギョプサルの一分野として固定されてきた感があります。

10020604.jpg

焼いて食べると、これが肉厚なベーコン風の味わい。
表面は引き締まっておりますが、内部は生っぽさも残しているので、
サムギョプサルならではのジューシーさも一緒に楽しめます。
サンチュで包んだり、ゴマ油と塩のタレで食べてもいいですが、
特製のマスタードソースとの相性がよかったです。

10020605.jpg

同じように燻製した鶏モモ肉も味わえます。

10020606.jpg

バーベキューチキンといった感じの味わいですね。
燻製ならではの風味も楽しめますし、皮の部分がまたいい感じ。
豚焼肉から鶏焼肉へと移行するパターンはけっこう面白いかも。
こちらはマスタードソースよりもシンプルに塩が合いました。

ちなみに豚も鶏も燻製する時間がかかるため、場合によって、
注文してもすぐには出てこない可能性もあるとのこと。
どうしても食べたい人は、時間で予約をするといいようです。

10020607.jpg

サイドメニューもなかなか充実しておりました。
豆腐と鶏肉をメインとしたサラダに……。

10020608.jpg

こちらはチーズをたっぷり溶かしたトッポッキ(餅炒め)。

10020609.jpg

素麺どっさりのナクチボックム(テナガダコ炒め)は、
社長さんの個人的なお気に入り料理でもあるそうです。

10020610.jpg

いろんなメニューがあるのはよいことですが、
ドリンクページに「爆弾酒」まで書かれているのはいかがなものか。
怖いもの見たさで、ついつい頼んでしまいましたけどね。

どんな状態で出てくるのかと思ったら、こんな感じでした。
容器の中で、すでにビールと焼酎が混ざっております。

こういうメニューをわざわざ作る店は大好きですが、
調子に乗って頼むと、間違いなく記憶が飛んでしまう危険な酒。
頼まれる方は、くれぐれも気をつけながら飲んでください。
逆に宴会を盛り上げたいときは、抜群の起爆剤です。

「爆弾酒があるなら、ソマクサも作ればいいのに……」

とちらっと思いましたが口にはしませんでした。
焼酎とマッコリ、サイダーを混ぜ合わせた負けず劣らず危険な酒。
韓国のゴルフ場近辺と、新大久保のごく一部で流行中です。

まあ、そういう方面でなく、いろいろなマッコリが飲めると嬉しいですね。
店名が「マッコリ村」となればどうしても期待しますので、
他店を圧倒するぐらいの品揃えはあってもいいかなと。

ちょうどすぐ近所に「二東マッコリ」もあることですし、
ぜひとも上野のマッコリ事情を盛り上げて欲しいところです。

店名:マッコリ村
住所:東京都台東区上野2-9-5長岡ビル3階
電話:03-6803-2244
営業:17:00~翌5:00(月~土)、14:00~24:00(日、祝)
定休:なし



6 Responses to 上野「マッコリ村」で燻製サムギョプサル。

  1. 田原

    こんにちは。
    先日、釜山の取引先に行くと
    社長がマッコリをご馳走してくれました。
    ペダルで豆腐キムチが届くと
    やかんに長寿マッコリとサイダーを
    入れて混ぜ注いでくれました。
    飲みやすくなっていましたが不思議な味でした。

  2. ポポル

    ソマクサはこの際日本では「八田スペシャル」で統一すべきでしょう。
    今まで新大久保でどれだけの人が記憶を飛ばしてるか…(笑)

  3. MAY

    「爆弾酒」も「ソマクサ」も泡なんですね
    飲めないよぉ…

  4. ハイリホー

    八田さん
    本日はありがとうございました。
    コラボのスンドゥブ美味しくなりましたね。

  5. >田原さん
    サイダーを混ぜると飲みやすくなるのですが、
    ついつい飲みすぎてしまうのが難点ですね。
    もともとはゴルフ帰りの人たちが喉を潤すため、
    サイダーを加えて飲んだのが始まりだそうです。

    >ポポルさん
    んー、その名前はむしろ汚点を残す気が……。
    確かに大勢の人の記憶を飛ばしたという意味では、
    僕の罪は非常に大きいんですけどね。
    せめて「美名家」だけの名称に留めて欲しいものです。

    >MAYさん
    サイダーを除いてマッコリと焼酎だけを混ぜる、
    ソマクという飲み方もあるようです。
    サイダーの甘味と、アルコールを減らす効果が消えるので、
    よりお酒っぽいマッコリになるかもしれません。

    >ハイリホーさん
    昨日はご参加ありがとうございました。
    とりあえず豊島区制覇の報告だけアップしました。
    いずれ料理も含めて後記をアップします。
    次回もまたぜひご参加ください。

  6. 【韓流】朝からマッコリのんでニッコリ…新大久保で「モーニング宴会」が流行中!

    1 :おじいちゃんのコーヒー ◆I.Tae1mC8Y @しいたけφ ★:2013/06/27(木) 08:54:31.90 ID:???0 韓国文化のパラダイス、東京・新大久保で子どもを幼稚園や保育園に預けた「ママ友」が朝から行う「

田原 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

 

 
 
previous next