歌舞伎町「蟻家」でフュージョン居酒屋料理。

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先日、知人の紹介でポジャギの先生にお会いしました。
生徒さんがたの展覧会があると聞いて会場にお邪魔した後、

「新宿に姪のやっている店があるのよ」

ということで、打ち上げに同行させて頂きました。
ポジャギの先生の姪御さんという先入観があったせいか、
店に入ったときの雰囲気にはちょっと驚きましたね。

アレンジ韓国料理をメインとするフュージョン居酒屋。

店内にはバーカウンターなども用意されておりオシャレですね。
3、40人ほどのキャパがありますが、12名から貸切可だとか。
ちょっとしたイベント、オフ会などにはよさそうな規模です。

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勝手知ったる先生が、自慢の料理を続々とチョイス。
まず出てきたのは素麺付きのナクチボックム(テナガダコ炒め)。
こういうスタイルの店では、よく見かける料理ですね。

素麺を脇に添えているというのがポイントで、
ナクチボックムの辛さを和らげるとともにボリュームアップ。
韓国では焼酎のつまみですが、ビールにも合います。

運ばれてくると同時に、麺を全体に混ぜ込むのですが、
いかに均一に混ぜ込むか、というのが腕の見せ所です。
これを手際よくこなせると、韓国料理通としてカッコいいのですが、

「じゃあ、混ぜているところを1枚」

などと写真ばかり撮っている僕はあまり上達しません。

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茹でた鶏の足に辛い薬味ダレをかけたタッパル。
これまたフュージョン居酒屋を象徴する一品ですね。

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料理用の手袋をもらえるので、これを左手に装着。
骨まわりのゼラチン質に、かぶりついて食べます。
ビリビリと辛いですが、甘味もある味付けなので意外に平気。
コラーゲンたっぷりなので、女性にも人気が高いそうです。

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フルーツをたっぷり入れた優しい甘さのヤンニョムチキン。
フライドチキンに甘辛い薬味ダレを絡めたものですが、
水飴などでつける甘さに、フルーツを加えたのがポイント。
甘酸っぱい味わいが加わり、タンスユク(酢豚)風でもあります。

なにかクニクニした具があるな、と思ったらナタデココだったりも。
このあたりフュージョン居酒屋らしい工夫ですね。

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居酒屋だけあって、ドリンク類が豊富なのはいいですね。
マッコルリを飲もうかと思ったら、フルーツマッコルリという文字が。
ジュースとマッコルリを混ぜたカクテルは比較的よく見ますが、
この店ではフルーツとマッコルリを、ミキサーでガーッと攪拌します。
いくつか選べる中で、我々はパイナップルをチョイス。

写真でわかるかどうかが、微妙かもしれませんが、
ミキサーにかけることで空気が混ざってふんわりした仕上がり。
表面に浮いた泡のぷちぷちとした食感もいいですし、
フルーツの甘味も、マッコルリとよく馴染んでいる気がします。

どうせならミキサーにかける瞬間を撮りたかったですね。
ガーッという音が聞こえたときには、すでに混ざった後。
バーカウンターでやってくれるのなら、それをもう1歩進め、
テーブルでやってくれると盛り上がるのではとも思ったり。

季節ごとのフルーツを使ったり、ミックスしても面白いかも。

「パイナップル70%とマンゴー30%がうまい」

とか語ってみたいものですね。
ちょっとしたバーテンダー気取りができそうです。

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2日間煮込んだコリコムタン(テールスープ)があるというので、
それを頂いて、この日のシメとしました。
メニューには見当たらなかったので、サービスだったのかも。
スープもさることながら、とろりと柔らかな牛テールがよかったです。

大阪の鶴橋で買った牛テールがまだ冷凍庫にあるので、
それを早く使わねば、という意欲がわいてきました。

店名:韓国FUSION居酒屋ARIYA-蟻家-
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-23-9 109ビル3階
電話:03-3202-5626
営業:17:00~翌5:00
定休:なし



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