湯島「黒デジ屋」で黒豚サムギョプサル&済州島料理。

07072301.jpg

かねてより行きたい行きたいと思っていたコチラのお店。
上野、御徒町、湯島周辺に広がるコリアンタウンの一角で、
済州島出身のお母さんがひとりで切り盛りしています。

この店の魅力は、なんといっても本格的な済州島料理が味わえること。
以前は済州島料理といえば、まずどこよりも三河島でしたが、
最近は閉店する店も多く、行く機会がずいぶんと減ってしまいました。
そういった意味でも、こちらの店は実に貴重ですね。

冒頭の写真は、黒豚のサムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)。
済州島は島だけあって、海産物の豊富な島ですが、
古くは畜産業の島として、牧場がわりに使われていた歴史があります。
黒豚のみならず、馬肉、キジ肉を使った料理も豊富です。

07072302.jpg

ただし、さすがに済州島の黒豚を使っている訳ではなく、
同じ黒豚でも鹿児島産。ご主人が鹿児島出身の方だからだそうです。

07072303.jpg

サムギョプサルをつつきつつ、済州島の郷土料理に移行。
豚を煮込んで作ったスープにホンダワラという海藻を入れたモムクク。
とろっとした濃厚スープと、海藻の風味が重なって実に美味です。

以前、三河島の「山田屋」でも、このスープを食べましたね。
僕も本場済州島では1度しか食べたことのない珍しい料理ですが、
こうして日本でも食べられるというのは幸せなことです。

07072304.jpg

同じく済州島の味覚。スズメダイのムルフェです。
スズメダイは金魚ほどの大きさしかない、小さな魚ですが、
見た目に比して、食べてみると意外に脂が乗っています。

ムルフェというのは新鮮な刺身をどんぶりに入れ、
冷水、氷を注ぎ、味噌や薬味を入れて食べる冷や汁的料理。
スズメダイ意外にもヤリイカなどで作ることが多いです。

07072305.jpg

中央に見えているのが、骨ごとぶつ切りにしたスズメダイ。
済州島以外では韓国でもほとんど食べることのない魚ですが、
日本では九州北部でよく食べているそうです。

07072306.jpg

シメは肝も一緒に煮込んだアワビ粥。
済州島では現在も海女さんが活躍しており、
アワビ、トコブシ、イセエビなどを捕っています。
アワビ粥も済州島を代表する料理のひとつですね。

といった感じに済州島料理を堪能。
通常の韓国料理も豊富ですが、済州島料理尽くしで楽しみました。
ほかにもアマダイ焼きなどのメニューがありましたね。
いずれまた足を運んで、食べたいと思います。

最後に済州島の地を踏んだのは2004年でしたか。
久しぶりに、風と岩と女性の島に行ってみたくなりました。

店名:黒デジ家
住所:東京都文京区湯島3-42-10太田ビル2階
電話:03-3835-8124
営業:18:00~翌7:00
定休:日曜日



11 Responses to 湯島「黒デジ屋」で黒豚サムギョプサル&済州島料理。

  1. ポジャギ

    あ~、スズメダイのムルフェって食べてみたかったのぉ!
    日本でも食べられるんですね~♪

    でも、これって味噌味?

    アワビのお粥もおいしそうですね~っ☆
    このお店、行ってみたいわん。

  2. 睡蓮

    ポジャギさん
    私は大阪で食べたことがあるんですが、
    やっぱりコチュジャンみたいなんが入ってたと。
    ポジャギさんてコチュジャンもあきませんでしたっけ?

  3. >ポジャギさん
    日本で食べられる店は少ないでしょうね。
    この店以外だと、三河島に数店あるかどうか。
    味付けは唐辛子、薬味類のほか、味噌で味付けています。
    ただ、味噌汁のように強い味噌風味ではないので、
    ぜひ1度チャレンジしてみてください。

    >睡蓮さん
    ほほー、大阪でも食べられるんですね。
    やはり済州島の方がやっている店でしょうか。
    ソウルでもなかなか食べられない料理だけに、
    済州島料理の店は貴重ですよね。

  4. 睡蓮

    大阪の在日コリアンは済州島出身の方が多いようで、昔からのコリアンタウンには済州島のお料理をだしてくれはるお店はそこそこあります。
    私が行ったのは「きよし」というお店、チャリフェは骨が柔らかい今が旬だ、と梅雨時に連れて行ってもらいました。

    さすがにチャリフェやモムクッまであるお店は少ないですが、
    生野区の焼肉屋さんではセッキフェなんかも激レアメニューではないですね。
    夏場に口当たりもよく精がつきそうで…あぁ食べたくなってきた!!

    そういえば「きよし」で聞いた話なのですが、大阪では慶尚道出身のおうちも多いらしく、済州島と慶尚道出身の方が結婚すると、夫はムルフェを食べるけれど、妻は絶対食べない…など家庭内で料理境界線が生まれたりするのだとか。

  5. >睡蓮さん
    なるほど。やはり済州島との縁は深いのですね。
    セッキフェは話に聞きつつ、いまだに食べたことがありません。
    精のつく料理だけに、夏場のこの時期は貴重ですよね。
    東京でも上野、三河島あたりにはあると聞きますが……。

    慶尚道と済州島の家庭内料理境界線も面白いですね。
    ちょっと違いますが、夫のためにポシンタンは作るものの、
    自分は絶対食べないというお母さんもおりました。
    韓国にはそういった境界線のビシッとした料理が多そうですね。
    全羅道のホンオ料理などもそんな感じでしょう。

  6. ポジャギ

    >睡蓮さん
    セッキフェって私も本で見たことがあるだけで、まだ食べたことがありません。
    ていうか、メニューにあっても食べる勇気が出るかどうか…(笑)。

    見た目や味や食感はどんな感じですか?

  7. 睡蓮

    八田氏もポジャギさんも未食なんですね~やはり東京はメジャーやないんかも知れませんね。
    全然くせがなくてツルツルッと喉越しがよくて、他の内臓料理より食べやすいですよ♪

  8. ポジャギ

    デジ屋、行って来ました~♪
    食べたのは、テジカルビ、モムクク、スズメダイのムルフェ。
    全部メチャクチャおいし~っ☆

    テジカルビは鹿児島の黒豚で、ヤンニョムが抜群!
    初めて飲んだモムククは、ホンダワラ&豚肉入りで、こってりした
    ミヨッククみたいな味だったけど、こっちのほうが好きっ☆
    スズメダイのムルフェは味噌味が全然気にならず、酸味のきいた
    スープがうま~いっ☆

    お腹がいっぱいになってから、アジュンマに「今日、済州島から
    アマダイとアワビが届いたのよ」と言われてショック!
    お腹が二つあったら、これも食べたかったですぅ(T_T)

    ここはリピート決定!
    最近、宮中料理系のお店はアタリまくってたけど、久々に
    家庭料理系で大当たりでした。

    アジュンマが八田氏が取材に来たことをすごく喜んでたよ。
    本が出たらお店が混むかもって期待してました(笑)。

    営業は17時~翌朝7時まで!?
    定休日は日曜だそうです。

    >睡蓮さん
    セッキフェ、食べやすいんですね。
    出してるお店を見つけたら食べてみま~す♪

  9. >ポジャギさん
    早速行かれたんですね。
    さすがに済州島料理のラインナップで見事です。
    アマダイは僕も食べ逃しているだけに、リベンジ必須。
    アワビ粥も値段は高いですが、一食の価値アリです。

    >睡蓮さん
    セッキフェ情報ありがとうございます。
    古い店に行けば、東京でもあるらしいんですけどね。
    あまり頻繁に見かけるというわけではありません。
    スタミナ料理として、1度食べてみたいところです。

  10. ポジャギ

    >八田氏
    ここの店名、正しくは「黒デジ屋」ですよん。

  11. >ポジャギさん
    ありがとうございます。
    店名、営業時間、定休日など修正しました

    >コメントをくださった方へ
    コメントありがとうございます。
    拝見させて頂きました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

 

 
 
previous next