赤坂「赤坂一龍別館」でソルロンタン。

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前日深夜のひとり五十歳酒で心なしか2日酔い気味。
汁気のあるものが食べたいということで、赤坂まで行って来ました。
東京にある数少ないソルロンタン専門店「赤坂一龍別館」です。
ソルロンタンは牛肉、牛骨、牛の内臓などをじっくり煮込んだ料理。
各部位からにじみ出たうまみを、余すところなく味わう料理です。

なお、別館とあるように、ちょっと離れたところには本館もあり。
そちらはソルロンタン専門ではなく、焼肉、家庭料理などを出しています。

別館では24時間営業でひたすらソルロンタンのみの提供。
スユク(茹で肉)、チャプチェ(春雨炒め)などもあるようですが、
基本的にはソルロンタンを食べに行くお店ですね。
ランチとして、飲んだ後のシメとして、などに使われるようです。

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ソルロンタンの値段は1500円とやや高めではありますが、
これだけのおかずがついてくるとなると、話は変わってきます。
全部で11品ですか。むしろこれだけでも充分ごはんが食べられます。

野菜の和え物、ゴボウの煮物、ジャガイモの煮物、豆腐のジョン
白菜キムチ、韓国海苔、カクトゥギ(大根の角切りキムチ)、
モヤシナムル、大根キムチ、ケランチム(卵蒸し)、ジャコの炒め物。

去年撮った写真が手元にあるのですが、内容はほとんど同じですね。
多少の違いはあると思いますが、だいたいこんなおかずが並びます。

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韓国のスープ料理はごはんを入れて食べるのが正式。
たっぷりした器の中にドサドサと入れていきますが……。

これだけおかずがあると、おかず用にもごはんを残したいところ。
半分くらいを投入し、半分はそのまま食べることにしました。
むしろ、ごはんもう1杯! って言いたくなるほどの充実具合です。

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スープには牛肉が具として沈んでいます。
頬肉あたりですかね。ずいぶんと柔らかい部位でした。

東京でソルロンタンというと、専門店はここと近隣の「牛村」。
そして上野にある「上野ソルロンタン」くらいでしょうか。
新大久保に「ソルロンタン」という名前の店もありましたが、
残念なことに今年2月で閉店してしまいました。

個人的には新大久保の「ソルロンタン」がいちばん好みでした。
味付けがされていないので、そのまますすると肉の味しかしません。
それに自分の好みで塩、胡椒を加えていく純韓国スタイルです。

「赤坂一龍別館」は場所柄か、そのまま食べられるくらいの味付けです。
日本人客も多いあたりですから、多少の配慮がなされているのかもしれません。
万人受けする味なので、本場の味を知る人には物足りない可能性も。
ただ「東京で」というカッコ付きなら、今はここがいちばんでしょう。

なんてことを書いておりますが、実は「牛村」もまだ未訪。
実質2店舗で比べているので、いちばんもなにもありません。
ソルロンタンの専門店、ほかにありましたらぜひ教えてください。

エリア別の目次を見ると、赤坂の店は初めての登場ですね。
未訪の「牛村」も含め、いくつか探索していきたいと思います。
冷麺の「チョンギワ」と「KORYO」、サムパプの「ヌルンジ」、
韓国式中華の「礼林」、粉食店になってしまった「エミリ」、
有名どころで「兄夫食堂」、「おんがね」、「明洞」などなど。
行ったことのある店も混じっておりますが、当面の行きたいお店です。

新大久保に比べると、まだまだ未踏破店の多いエリア。
オススメ店などありましたら、ぜひ教えてください。

店名:赤坂一龍別館(あかさかいちりゅうべっかん)
住所:東京都港区赤坂2-13-16シントミ赤坂第2ビル1階
電話:03-3582-7008
営業:24時間
定休:なし

 

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