新大久保にフライドチキン専門店増加の兆し。

夏を控えて新大久保にはパッピンス(氷アズキ)を出す店が急増中。
カフェなどはもちろんのこと、屋台や飲食店でもメニューに出ています。
これから暑くなってくると、まだまだ増えていくでしょうね。
新大久保の新たな名物になるのではとひそかに期待しております。

と同時に、増加の兆しを見せているのがフライドチキンの専門店。
韓国ではフライドチキンが人気で、専門のチェーンもたくさんあります。
ノーマルなフライドチキンと、辛いタレを塗ったヤンニョムチキン。
どちらもビールのおつまみとしてはたまらない味です。

丸鶏料理の多い韓国ですから、フライドチキンも当然丸ごと1羽が基本。
ぶつ切りにしたモモ、胸、手羽など1匹分がどさっとやってきます。
恋人のいる人は手羽を食べちゃいけない(他の人のところに飛んでいくから)など、
妙な習慣とともに、手づかみでワシワシと食べていくのが醍醐味です。
夢中になるとビールを飲む手が思わず止まってしまうのが難点です。

もともとが出前メニューとして有名で、韓国では夜食としても食べられます。
新大久保界隈でも、夜になるとあちこちでチキンの出前が走り回っている様子。
近辺に引っ越したある韓国人が、

「新大久保に住んでいちばん嬉しいのはチキンの出前がとれることだ」

と力強く語っていたのが印象的です。
これまでは「とんちゃん」系列の「ココチキン」が有名でしたが、
職安通りで4月に鍾路餅店系列の「チキンタウン」がオープンし、
また先月「ワンチョ」が一部改装し、フライドチキンの店になりました。
店名は同じく「ワンチョ」のようですが経営は別とのこと。
旧「豚さま」で働いていた女の子がオーナーになった模様です。

出前市場が加熱すると同時に、チキンブームもくるんですかね。
パッピンスは日本人にも簡単に受け入れられそうですが、
チキンがどれだけ善戦していくか、引き続き注目したいと思います。



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