新大久保「縁香館」で延辺料理。

実際には「大邱家」の2次会なので12日の流れですが、
日付がかわるまで粘ったということで13日の日記とします。
仕事が忙しく今週の土日も家にずーっとこもりっきり。
ネタがないので、苦肉の策としてご理解ください。

新大久保駅から大久保駅に向かい、高田馬場方面に路地1本。
かつて「乾杯(旧いばどむ)」という店があった跡地に出来たお店です。
まだ4月8日のオープンですから、出来て1ヶ月程度というところ。
確認してみましたが、以前の店とは関係ない別の店だそうです。

延辺料理というのは中国吉林省にある延辺朝鮮族自治州の料理。
中国料理、朝鮮料理が微妙に交じり合っており、
また、羊肉や牛の内臓を上手に扱うのが特徴です。
新大久保界隈では延辺料理の店が増えており、
僕が確認しただけでも、

・金達莱(百人町2-1-3地下1階)
・延吉香(百人町2-2-1木橋ビル地下1階)
・千里香(百人町1-17-10細野ビル2階、地下1階)
・延辺館(百人町1-18-9大久保センタービル2階)

と4つの店があります。すべて大久保通り沿いですね。
もしもっとあるようでしたら、ぜひ教えてください。

「縁香館」は延辺料理だけでなく、韓国料理も看板に掲げ、
両者をいっぺんに食べられるということをウリにするようです。
具体的には羊の串焼きや、牛の大動脈の炒め物がありつつ、
カムジャタン(豚の背骨とジャガイモの鍋)も食べられるという感じ。
上にあげた店では「金達莱」も同じような複合タイプ。
対して「延吉香」などは延辺料理を主軸とするタイプです。

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羊串(塩)、羊串(味付け)、羊筋、豚軟骨を人数分頼みました。
串系メニューは必ず10本以上からの注文になるようです。
テーブルに専用の焼き台をセットし、焼きながら食べます。
焼き台は2段になっており、下段で焼いて火が通ったら上段に。
手間はかかりますが、焼き鳥を焼くような楽しさがあります。
テーブルには生のニンニクが置かれており、あいた串に刺して焼いたりも。
焼けたらクミン、唐辛子、塩などを混ぜた粉末につけて食べます。

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牛の大動脈と野菜の炒めもの。珍味という感じはなく、
コリコリとした歯触りで、特に嫌なクセもありません。

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ジャガイモチヂミはクーポンのサービス料理でしたが見事にハズレ。
すでに「マシッソヨ!大久保」でもリポートがありましたが、
それを知りつつ、タダということで頼んだのが失敗でした。
2枚看板をウリにしていても、やっぱりメインは延辺料理なのかも。
他の韓国料理の味がどうなのか、気にかかるところです。

出来たばかりのお店で店がきれいなうえ、個室も用意されています。
居心地という面ではなかなかですし、10数名までの団体なら大丈夫そう。

ただ、希望を言うならば、串系のメニューをもっと増やして欲しい。
以前に「延吉香」で食べて盛り上がった「牛鞭」もなく選択の幅が狭いです。
串は10本以上頼むというローカルルールを作るくらいなら、
もっとメニューの種類があってもよいのでは……。

という話は店の人に言えって感じですね。
出るときに店長さんから感想を求められましたが、
なんとなく言葉を濁して出てきてしまいました。

数が増えて激戦区になってきた大久保通りの延辺料理店。
「金達莱」も去年1度行ったきりなので、もう1度行ってみたいですし、
まだ行っていない「延辺館」、「千里香」もぜひ試してみたい。
今後のテーマとして注目したい料理ジャンルです。

店名:縁香館(えんしゃんかん)
住所:東京都新宿区百人町2-20-23
電話:03-5330-3518
営業:11:30~翌2:00
定休:なし
HP:なし

<過去の関連日記>
(01月26日)2次会で延辺料理。



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