コリアうめーや!!第24号

コリアうめーや!!第24号

<ごあいさつ>
3月になりました。
2月は他の月に比べると日数が少ないので、
月2回刊のメルマガを書いてる身としては忙しい1ヶ月でした。
旧正月も絡んで、連日連夜の宴会ラッシュ。
3月になってあたたかくなったら、
もう少し余裕を持った生活をしたいものです。
さて、日本では3月といえば卒業シーズンですが、
韓国では日本より一足早く入学式のシーズンなのです。
新学期の始まる3月。
コリアうめーや!!も初心を忘れず、
いつもフレッシュな気持ちでありたいと思います。
コリアうめーや!!第24号。
今回は少し趣向を変えてロッテリア特集です。
決してロッテリアの回し者ではないことを前もってアピールしつつ、
絶賛、礼賛、拍手の嵐のスタートです。

<ロッテリアは本気だ!!>

2001年8月。韓国のロッテリアでキムチバーガーが発売された。
キャッチフレーズは世界初。キムチチャーハンにひき肉とキムチで作ったキムチパテを挟
んだ、ライスバーガースタイルのキムチバーガーは、西洋の食べ物であるハンバーガーと
韓国を代表するキムチを組み合わせるという大胆な発想で人々に衝撃を与えた。

そしてロッテリアから遅れること2ヶ月。
なんと韓国マクドナルドでもキムチバーガーが発売される。
ダブルチーズバーガーにキムチを載せた、マクドナルド式のキムチバーガーの登場で、韓
国ファーストフード業界はにわかにキムチバーガー大戦争へと突入した。

それから半年。こんどは日本のロッテリアがやってくれた。

ロッテリアは2月15日からコリアンフェアを開催。
コリアンキッチンと名付けられたこのイベントでは、期間限定で数々のコリアンメニュー
が発売されている。韓国特集自体はもう珍しくもないが、今回はそのラインナップがとん
でもない。最近の韓国ブームにのっかり、なんかよくわからんけど韓国って書いときゃ売
れるみたい、という安易な考えで発売された数々の商品をあざ笑うかのごとく、とにかく
むちゃくちゃに本気でやる気のメニュー構成なのである。

八田氏はロッテリア店頭に掲げられた広告を見て、ぶったまげた。
あまりにぶったまげたので、発売当日、翌日と2日間ロッテリアに通い、全メニューを食
べてきた。以下にロッテリアが発売したコリアンメニューを詳細リポートしてみたい。

まず「石焼ビビンババーガー」。
韓国を代表する料理、石焼きビビンバをライスバーガースタイルにアレンジした。
これが本当にすごい。何がすごいって、まずパッケージがすごい。

紙コップを大きくしたような容器に入れられ、そこにビビンバの写真がプリントされたフ
タがしてある。このあたりの細かさが実に泣かせる。そのフタにモヤシ、ホウレンソウ、
ゼンマイのナムルがきれいに配置され、真ん中に穴が開いている。穴から石焼ビビンババ
ーガーを直接包装した黄色い紙がのぞいており、おおっこれはビビンバの卵黄をイメージ
しているのだな!!と気付かせられる。

感動にうち震えつつ、フタをとり包装を解いていく。
赤いライスバーガーが出てくると同時に、ぷーんと漂うゴマ油の香り。
これは食欲をそそる。先制パンチを2発くらって、いよいよバーガーをがぶり。

オコゲの味がする。ナムルが中からズルズルと引っ張り出される。
真ん中にメインとして挟まれているのは目玉焼きだ。
ピリリと辛く、トロリと甘い絶妙のソースが全体の調和を図り、
うーむ、これは相当にこだわって作ったなという印象だ。

しかし、むしろサイドメニューの方をもっと褒め称えたい。
サイドメニューはもっとマニアックなのだ。
フライドチキンにコリアンソースをかけた「コリアンウイング」。
韓国の薬膳料理、サムゲタンをイメージした「サムゲダンスープ」。
さらにドリンクとして「ユジャチャ(柚子茶)」と「健香茶」がある。

コリアンウイングは韓国の「ヤンニョムチキン」をイメージしたと思われる。
ヤンニョムチキンとはフライドチキンに甘辛のどろっとしたソースをかけたもので、フラ
イドチキンの専門店で食べられる。甘くて辛くて香ばしいチキンを、手づかみでベタベタ
になりながらかじる。これが美味い。韓国ではこのヤンニョムチキンを1匹丸ごと大皿に
盛り、みんなでむさぼりながら生ビールを飲む。

これをうまく応用したのがコリアンウイング。
従来のフライドチキンに甘辛のソースがついてくる。
これをソースをかけて食べると、同じチキンが突然韓国チックになって面白い。
他の料理に比べ、ヤンニョムチキンは韓国料理としての知名度が低いが、日本のファース
トフードに持ってくるには最高の料理だろう。ロッテリアにはスグレモノがいるなあ。

次にサムゲダンスープ。
サムゲタンとは若鳥の内臓を抜いて、中にもち米、ナツメ、栗、朝鮮人参など栄養価の高
い材料を詰め込んで煮こんだ料理。夏バテ防止に食べられる季節料理としても名高い。

これを紙コップにとじこめた。
もちろん紙コップに鶏一匹を詰め込むことは出来ないので、細かく切った鶏肉が入ってい
るだけだが、きちんとごはんも入っている。鶏肉のダシがきいた塩味のスープに、お粥状
のごはんが沈んでおり、やわらかくじんわりとした旨みが身体中に染み渡る。サムゲタン
は高級料理だが、このスタイルならば手軽に楽しむことができる。

ドリンクにユジャチャというのも趣がある。
ユジャチャは砂糖や蜂蜜に漬けた柚子を用いた韓国の伝統茶で、マーマーレード状の柚子
にお湯を注いだレモネード風の飲み物である。柚子の香りに、トロリとした甘味。ユジャ
チャは昨年秋にフレッシュネスバーガーが先行して発売しているが、これもなかなかに好
評のようだ。

その他にも特製カルビソースを用いた、ポークカルビリブ。
ポテトフライに調味料をまぶして振ってから食べる、ふるポテのキムチチゲ味など、
コリアンメニューが目白押しだ。

これまで数々の韓国メニューがコンビニ、ファミレス、ファーストフードで登場してきた
が、ここまで多様なメニューをどーんと一挙に集めたのは例がない。

このコリアンフェアは期間限定。
しかしいつまでなのかは店舗ごとに答えが違う。
3月いっぱいという店舗もあれば、3月中旬というところもあった。
ロッテリアに電話で問い合わせてみたところ、反応を見て終了時期を決めるとのこと。
人気があれば長く続くし、なければ終了。
いい企画なので、長く続けて欲しい。

みんな、ロッテリアに行こう。

<おまけ>
これらのメニューはセットにはなっていません。
全部単品で頼むとけっこうな額になります。
八田氏は結局全種類を2回ずつ食べました。大赤字です。
ちなみに八田氏のオススメはコリアンウイングとサムゲダンスープ。

<お知らせ>
コリアンフェア商品の写真をホームページで見られます。
よかったらのぞいてみてください。
http://www.koparis.com/~hatta/

<八田氏の独り言>
マクドナルドでもコリアンフェアをやらないかなあ。
そしたらキムチバーガー大戦争の第2ラウンド。

コリアうめーや!!第24号
2002年3月1日
発行人 八田 靖史
hachimax@hotmail.com



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