コリアうめーや!!第9号

コリアうめーや!!第9号

<ごあいさつ>
暑い日が続いております。
梅雨は一体どこに行ってしまったのか。
梅雨らしさもないまま梅雨明けの運びとなった日本であります。
クーラーのきいた部屋で快適にメルマガを書いておりますが、
1歩外に出ればそこはもう地獄の釜の中。
いらいらしてお天道様をにらみつけて、そのまぶしさにクラクラしたり、
弱冷房の電車を強冷房にせよと叫んでみたり、
気持ちはますます荒れてゆく一方です。
さて、コリアうめーや!!第9号。
少しでもメルマガの印象をよくするために、
読者の方々は直ちに冷房を入れて快適な環境を作ってください。
すっきりさわやか、さっぱり涼やかにスタートであります。

<なぜ日本にはゴマの葉がないのか!!>                          
今や日本のスーパーには全世界の食材が並んでいる。
デパートに行けばないものを探すほうが難しいくらいだろう。
なのにいまだにゴマの葉は置かれていない。

エリンギとかいう収穫を忘れて育ちすぎたシメジみたいなキノコが幅を利かせ、
メロなどという聞いたこともない深海魚が銀ムツと名前を変え並んでいたり、
豚トロなんていう肉だか魚だかよくわからない商品まで出まわっているにも関わらず、
なぜかゴマの葉は表舞台に呼ばれる事がない。
これは不公平だと思う。

ところでゴマの葉がどんなものか知っているだろうか。
知らない人は今すぐ自宅の冷蔵庫を開けて、
野菜室に青じそ(大葉)があるかどうか確認してほしい。
あったらそれを眺めて「ああ、こういうものだったのか!!」と納得しよう。
正直ゴマの葉と青じそは見分けがつかないくらいよく似ている。
韓国の刺身屋に行けば、青じその代わりにゴマの葉がしいてあるくらいだ。

ただし味や香りはぜんぜん違う。
また青じそは薬味として生で食べることがほとんどだが、
ゴマの葉は臭い消しなどの目的で煮こまれることも多い。
例えば豚肉の背骨を煮こむカムジャタンとか、犬肉を煮こむポシンタンには欠かせない香
草であるといえる。草独特の味というか、若干クセのある味なので嫌いな人もたまにいる
が、タイ料理に使われるパクチーのように病み付き度が高い。

最も病み付き度が高いのがゴマの葉の醤油漬である。
ゴマの葉を醤油ベースの合わせ調味料で漬け込んだ物で、
これでご飯をくるんで食べると美味くて美味くてしょうがない。
白いごはんとゴマの葉の醤油漬け。韓国ノリが少々。
そしたら他におかずが何にもなかったとしてもごはん3杯は軽い。

その他にもゴマの葉は活躍する。
焼肉はサンチュで包んで食べるが、
サンチュと一緒にゴマの葉も必ず添えられる。

肉だけでなく魚も包める。
韓国式の刺身の食べ方にはいろいろあるが、
ゴマの葉に白身魚の刺身をのせ、ニンニクと味噌と一緒にくるんで食べる。
そんなことをしたら刺身の味がわからなくなるじゃないか、
という意見もあるだろうが、これがそうでもない。
ワサビ醤油のときとはぜんぜん違う刺身の甘さを楽しめるのだ。

こんなに用途の広いゴマの葉が日本にないというのは大きな損失である。
せっかくの韓国ブームなのだから、ゴマの葉をスーパーにおいてもいいじゃないか。
家で韓国料理を作って、どうも一味足らない時。
ゴマの葉を足すとたちまち韓国チックな味へと変化する。
ただちに日本のスーパーにゴマの葉を導入すべし。

もうひとつ。
韓国には青じそがない。
キャベツの千切りに青じそを少し混ぜこむと、
信じられないくらいさわやかな味になる。
ただちに韓国のスーパーに青じそを導入すべし。

<八田氏の独り言>
韓国の新聞「朝鮮日報」を読んでいたら、はっぱ隊が写真付きで出ていました。
もちろん葉っぱ1枚のあの格好です。
韓国の若者の間ではっぱ隊の動画がEメールを通じ広がっており、
「こいつらは一体誰なんだ」と謎を呼んでいるそうです。

コリアうめーや!!第9号
2001年7月15日
発行人 八田 靖史
hachimax@hotmail.com



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